嫌われる勇気 – 岸見一郎/古賀史健 (人は変われる)

人生は、過去の「原因」で語るのではなく、将来の「目的論」で語ることで、人は変われるチャンスを得られるのです。

何度振り返っても、この本の最初の章には、いくつかの私の苦しみを解放してくれるストーリーが盛り込まれていることを再認識させられます。

人は、「変われる」のか「変われない」のか?それは、議論に長期間を費やす大きな問題です。それに、「変われる」と信じたいが、それには大きなエネルギーが伴い、簡単には「変わることはできない」と思い込んでいました。なぜなら、過去の様々な経験がそう考えさせていたのです。

でも、その「過去の様々な経験」をかなぐり捨てたとき、アドラー心理学でいうところの「原因」には目をくれず、「目的論」で将来を考えられるのです。それは、思ったほど難しいことではなく、「勇気」さえあれば、「エネルギー」はそれほど必要としてなさそうです。そうはいっても、その「勇気」を簡単に掘り起こせるほど、人は強くはないかもしれないですが。それでも、以前思っていたことよりも、何千倍も簡単なことに思えます。

 

「性格」についても、考え方を少し変えるだけで、変わるきっかけがつかめそうです。

「性格」を、その人の生まれ持ったアイデンティティや、これまでの人生の総決算のように、重く受け止めてしまうと、とても「変われる」とは信じられません。でも、色眼鏡(世界観)のようなものと考えれば、だいぶ気が楽です。この本の中では、それを「ライフスタイル」と表現していました。

「ライフスタイル」を置き換えるだけなら、誰でもできそうです。

 

昔読んだことのある、すべてのことをシンプルに考えれば、ほとんど悩みなんてなくなるといった内容の本を思い出しました。

「嫌われる勇気」の第二章でも出てきますが、「すべての悩みは対人関係」といったように、物事をもっとシンプルに、合理的に考えられれば、煩悩にとらわれず、思い描いた人生を簡単に歩めるのかもしれません。

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